“解決型”の日本と”創造型”のアメリカ

4 Sep

今日から、アメリカと日本の働き方・社会の成り立ち方の違いシリーズを気が向いたら書いていきます。アメリカに1年たって、その間にも日本の人と話したり、日本に帰ったりして色々見えてきたことがあるので、なにかの役にたつことを祈って残していきます。 第1段は、”解決型”の日本と”創造型”のアメリカ。この二つは結構水と油くらい性質が違うイメージを持ってます。 日本は、本当に“解決”が得意な国民性だと思います。仕事をする上で重要な意思決定要素は、”効率化” , “コスト削減”  , “改善”  , “プロセス”  , “再発防止” こんなキーワードをよく聞きますよね。荒く言いますが、結局は自分から何か仕事を推し進めたり、提案して責任もって進めたりするのが怖くて、“答えが導き出せる” 仕事をやりたがる傾向があると思います。なので、仕事のための仕事なんてのも日本の文化なきがします。ただ、一方で方向性がきまったら、正確に、安全に、クオリティ高く走る能力は本当に高いと思います。 一方、アメリカは本当に“創造”することに全力を出す社会だなと思います。新しい顧客価値を生み出すためにとにかくリスク考えずにつっぱしる。プロセスとか効率とかもほったらかし、とにかくリリースするっていう勢いがあります。細かいことなんてどうでもいいんだよ(ていうかできない)!リスクなんてしらない!俺はやりたいんだ!みたいな感じですね(笑)。日本型で言われてるような解決系の仕事は価値がないっておもってるきらいすら感じられます。ただ、その反動で、やっぱりすごく荒いなと思います。顧客もいるんだけど、売上もたってるけど、問題が起きまくりなんてことはよくあります。 これは日本の社会においては”解決”が価値感が高くて、アメリカの社会は”創造”の価値観が高いという価値観の違いの帰結だとおもいます。だから、社会全体がそうなるように望む。そして、これは深く教育に根ざしている気がします。僕はアメリカの教育はしりませんが、少なくとも日本では創造系の教育は本当すくないですよね。例えば、社会で「1982年に本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれる」とかっておぼえるんだけど、「本能寺の変が当時の日本の政治に与えた影響はなに?」みたいなものって本当に考えさせられなかったですよね。 ただ、顧客が本当に必要なものは何か?マーケットにどういうニーズがあるか?みたいな回答に対する答えって、“解決”型のアプローチではでてこないんですよね。でも、顧客が必要としている価値はまさにそこ (創造)にあって、日本の社会では一向に顧客に重要な価値を届けようっていう発想にたどり着かないのが文化面で日本がいま世界に負けているところだと思います。 これって、結構重要で、会社や組織の中で、そういう人が数人えらい人に混じっているだけで会社が全体的に不全におちいってしまうとか考えられちゃうんですよね。IT化でこれからどんどん解決系の仕事がなくなっていうので(というかすでにだいぶ進行している)、今後10年・20年は創造系の能力にパラメーターを振ってるか振ってないかで社会での役割がすごく変わると思います。 うーん・・・なんか結論が見えにくくなってきたので心のにのこっているキーワードを書いていきます。 ゴール前でバックパスするな、とにかくシュート打て。 ハシゴを効率よく登るのがマネジメントで、ハシゴを架け替えるのがリーダーシップ 成功事例がある仕事は成功しない。成功事例がないから成功する。 とにかく成果が上がる仕事だけに集中する。やらないことを決める。 Get Shit Done とくに前者二つですね。日本はハシゴを効率よく登る人はたくさんいるので、架け替えることを気にする人をたくさん生み出さないとダメですね。アメリカは逆、フォーワードしかいなくて守備ガラガラで得点入れられ放題だし、みんな良い果実を目指してハシゴ架け替えてハシゴばっかなんだけど、誰も上る人がいなかったりする(笑 ) アメリカ人がフォワード、日本人がディフェンス。アメリカ人がハシゴをかけて、日本人が上る。こんな発想は意外にうまくいく気がします。日本のグローバル化で力を発揮できるのはそこでしょうね。というか、1980年までの欧米に追いつき追い越せってそういうことだと思います。欧米にすでにビジネスはあるんだけど、クオリティが荒くて日本人がそれを仕上げるみたいな。 最後に、やはり日本にはハシゴを架け替えるのが得意な人を増やさないとダメなので、もう少しそういう教育に力入れないとダメですね。そういう教育をせずにいきなり社会でそういうことを求められるから日本は勝ち負けがハッキリしちゃう気がします。本当に1週間の授業のうち意味ないもの(重箱の隅系)は結構あったので、そんなことやる暇あったら、模擬店でどれだけ人を集められるかとか、イベント企画して参加者どれだけあつめられるかとか、答えのないディスカッションするとか、そういう創造に頭を使う授業を本当に増やしたほうがいいとおもいます。が、問題はそれだと受験に合格できないんですよね。  

アメリカ大使館の米国パスポート更新について(二重国籍)

18 Jul

今日は日米二重国籍の友人Aさんのアメリカ大使館でのパスポート更新の話。先日、二重国籍の日本のパスポート更新という記事を書いたのだが、どうやらアメリカ方のパスポート更新と思ってきてる人が結構多い感じがしたので、今日はそっちの話です。日本国籍のパスポート更新は上記をみてください。 まずは手順 パスポート更新に必要なものを準備 アメリカ大使館のアポイントメントを取る アメリカ大使館に面接にいく 1−2週間後、パスポートが届く こんな感じです。正直、新規発行はしりませんが手元にパスポートがないのであれば結構難しいイメージがあります。また、15年経つとめんどくさくなるので二重国籍の子供を持つお母さん・お父さんは子供の二重国籍は忘れずに更新しておいてくださいね。 まずは1:必要なものですが、アメリカ大使館のHPをよく見ましょう(笑) 気になる点について追記します。有効な身分証明書ですが、大抵の人がアメリカのDriver Licenseなんて無いので、これは日本国のパスポートが一番無難で簡単だと思います。なので、正直日本のパスポートと米国のパスポート(失効しててもいい)の二つがあれば、パスポート更新は結構簡単です。逆にいうと、米国のパスポートがないと結構めんどくさい気がします。 もう1つ、申請書の中のSSNについてですが、これは友人Aの場合は持ってなかったので、000-000-000みたいな感じで埋めれば通りました。ちなみに、アメリカ国籍なのにSSNを持って無いケースはSSN取得がすごくめんどくさいです。これはまた後日書きます。 2:次に大使館のアポイントメントの予約を取ります。これもアメリカ大使館のHPからですね。だいたい1、2週間くらい先になるので余裕をもって予約入れましょう。 3 : 次にアメリカ大使館での面接です。面接っていうとドキドキしますが、日本のアメリカ大使館だと割と日本語が使えた気がします。窓口の人でさえカタコトの日本語を喋ってくれた気がしました。基本的に書類に不備がなければ結構簡単です。ビビらずに気楽にいきましょう!一応、「宣誓」があります。具体的には忘れましたが、儀式みたいのがあるので宗教上の理由がある人は確認したほうがいいかもしれませんね。余談ですが、アメリカ大使館はビザのために訪れる人が行列を作ってるのですが、アメリカ人は堂々とアメリカ人専用の短い列で日本人をごぼう抜きにするのは快感です(笑) 4:あとは申請の時にもってったレターパックにパスポートが返送されてきます。1−2週間くらいだったと思います。パスポートが更新されたらあとはアメリカ出入国は最強です。なんも聞かれずに、自由に出入りが可能です。 最後に余談ですが、アメリカの二重国籍はアメリカで就労するのに何も制限がかから無いので、他の日本人とくらべれアメリカで仕事をみつけ生活するハードルがだいぶ低くなります。逆に言うと、普通の日本人は苦労に苦労を重ねてやっとアメリカで生活します。(アメリカのビザは世界から人気があるので究極的には運次第) アメリアで職があって生活しててもレイオフかなんかに見舞われて、帰らざるを得なくなる人だっているくらいです。生まれ持って手に入れた二重国籍は両親に最大の感謝をしながらぜひ有効活用してくださいね。 では、みなさん楽しい二重国籍ライフをエンジョイしてください♪

二重国籍の海外・日本出入国。パスポートはどっち?

18 Jul

結構、二重国籍関連の検索できてくれる人が多いので、今回は気になる二重国籍の海外・日本の出入国について。一般的な二重国籍の話はこちらから。これも二重国籍の友人Aさんの話に基づいた記事ということで(笑) 結論からいくと 日本出入国は日本のパスポートを使う。 もう1つの国籍の国に出入りするときはその国のパスポート。 航空券のためのパスポート番号は名前さえあってればどちらでも良いが、友人Aさんは日本ではない方のパスポートでとってるみたい。 どちらの国籍でもない国へ出入りするときは、居住している方の国のパスポート。 こんな感じですね。一番重要な1、2について記述していきます。また友人のケースはアメリカと日本の二重国籍なので他の国の場合は必ずしも当てはまらない場合があるので各自で確認を。 まずは、原理原則から。どこの国でもそうだと思いますが、「自国籍がある人は自国籍のパスポートを使わなければならない」的な法律がどこの国もでも大抵あると思います。(アメリカはあるはず )なので、日本に出入国するときは当然、日本国籍を所持しているなら日本パスポートを使わなければならないし、もう1つの国の方も同様です。もし、日本国籍を所持しているのに別の国籍のパスポートを使って日本に入国するのであれば、厳密に言えば旅券法違反的なものになりかねないと僕は解釈してます。 よく、二重国籍の人が気になることとして、「でもそうしたら、日本のパスポートは日本の判子だらけにならない?」ということがあげられます。友人Aはいままで数回、日米を行き来してますがいまのところ問題になってないようです。ここでもう1つの原則があります。入国審査官が気にしているのは、どんな人がいつ出国(入国)していつ入国(出国)しているかを気にしています。旅行者は日本を出国して海外に入国が1セットとして考えがちですが、入国審査官の1セットは違います。荒く言えば、自国に出入国している以外のことは基本的に無関心というのが原則です。(友人Aも他の国のスタンプが大量にあるので気付かれてないだけかもしれないですが ) ちなみに、二重国籍は日本の法律ではグレーですが、厳密に言えば禁止なので日本の出入国のときにもう1つのパスポートを見せるということはしちゃだめすよ!いろいろ調べた感じだと、言われたときだけっていうのが原則らしいです。アメリカは二重国籍おkなので、間違って日本のパスポートをみせちゃっても問題にはならないけど、その場合はツーリスト(3ヶ月滞在)になってしまうかもしれませんね(笑) 3のケースですが、正直どっちでもいいと思います。ただ、日本からアメリカに旅行する場合、滞在資格を聞いてくることがおおいので、友人 Aは基本的にアメリカのパスポートを使ってるみたいです。 4のケースですが、友人 Aもまだ未経験でわからないですが、これもどっちでもいいと思います。自分に有利な方のパスポートでいいんじゃないでしょうか? (例えば判子欲しいから日本のパスポートつかうとか ) では、みなさん楽しい二重国籍ライフをエンジョイしてください♪

日本年金機構の個人情報流出についてシステム的な見地で考える

9 Jun

久しぶりの更新。僕もかつて個人情報を扱うシステムを設計・開発してたことがあるので、微力ながらみなさまに今回の問題点を知ってもらえらたらなと思って書きます。 (*)あくまでも現時点におけるあらゆる記事を読んだ上での推測です。 結論からいうと今回の直接的な原因はシステム側の問題が大きいと思います。どんなに個人レベルで徹底しても、遅かれ早かれ流出したんだろうなと思います。とりあえず色んな記事を読む限り、今回のシステムは大まかに以下みたいな感じかと思います。 で、流出経路は こんな感じに、誰でもアクセスできる共有サーバーに絶対に漏れちゃいけないデータが125万件も、かつ無防備に置いてあったことがシステム的に大問題です。システムを考える時に、まず第一に考えなければならないのが、もし最悪サーバーのハッキングにあった場合、データの丸コピされただけで流出することを防ぐのを念頭に置きます。 なので、例えばこういう構築をします。(年金ともなればもっと複雑化するのだと思う) この例でいうと、最悪マスターデータが丸コピされたとしても、暗号化(≠パスワード)してあるため最終的な流出にはなる可能性がかなり落ちます。また、解読の方法は一定のアルゴリズムを介す必要があるようにしておきます。System Administrator でさえ、可逆の(解読用の)アプリケーション(この例だと年金閲覧システム)を通さないとデータを見ることができないのがベストです。 ウィルスに感染してもアクセスができる経路があるじゃないか!という感じにみえますが、この例だとアプリケーション(年金閲覧システム)にいくらでもセキュリティがかけられるので、(例えば1ログイン5分で切れるとか、正しい順序で操作しないとセッションが切れるとか、一度に付き50件までしか閲覧できないとか)、仮に一般職員のPCがウィルスに感染しても大規模な流出にはならないと思います。 今回の例の用に、データがDVD持ち出し+パスワードみたいにデータがコピーされてしまうと、セキュリティが個人にゆだねられるのでそれこそ超危険です。最悪、125万件のDVDが名簿屋に売られることさえあり得ますし。結局、遅かれ早かれ流出してたでしょう。なので、今回ウィルスを踏んだ職員とかだけを責めるのは違うかなーとおもいます。 システムを考えるときは機密性と可用性のバランスが重要なんですが、今回は機密性が高すぎたが故に運用面で問題が生じて、バッドノウハウが常態化してしまった。そんな所だと思います。それならば、敢えてみんなが使いやすい様にアプリケーションを構築して、クリティカルポイントを少なくしてかつ、そこを使いやすく最大限強固にすれば(内部向けにネットバンク並みのシステムを構築する)、良かったのではないかと思います。 理想論はそんなところなんですが、せめて個人情報を置く可能性がある共有サーバーは数日で勝手にデータが消えるくらいの運用はしてほしかったですね。せいぜい日々使うデータは数万もいかないとおもうので、その運用するだけで件数自体は大分減った気がします。 僕も専門家ではないので突っ込みどころあるかもしれませんが、みなさんの理解の役に立てれば幸いです。

サンフランシスコのファーマーズマーケットにいってきました!

2 May

サンフランシスコのファーマーズマーケットに行ってきました! サンフランシスコでファーマーズマーケットというと土曜日にやってるフェリービルディングのが有名ですが、こちらは少々高くて自炊用の野菜としてはCivic Centerのファーマーズが安くて圧倒的におすすめです。 観光としてはフェリービルディングの方が観光客を意識してるので良いかもしれませんが、地元の人にも利用されるファーマーズを見てみたかったら日曜日にCivic Centerに足を運んでみてください。詳細はyelpを見るのが一番安心できるかな。 場所はその名の通り、BartやMuniの駅にもあるCivic Centerの近くです。一点注意なのが、この周りは決して超安全とは言えない地域なので、お目当てのファーマーズマーケット以外はあまりウロウロしないことをお勧めします。このファマーズマーケットの場所に限り治安は問題ないですが、他はうろうろするのはやめましょう。 ファーマーズマーケットの雰囲気はこんな感じです。たくさんお店がならんでます。 基本は現金で買い物なので$1、$5とかを多めにもってくとスムーズですね。クレジットでお店でつかえるチップ等に交換してくれるところがあるのですが、利用したことないので詳細はしりません。   店の雰囲気はこんな感じ。見にくいですが”$2 lb”とか書いてあるのは1ポンド(450g)あたり$2っていみです。1ポンドってどれくらいだよってかんじですが、キャベツは2ポンド、リンゴ・ジャガイモなら2−3個くらいってイメージをもってます。適当にピックアップして店の人に渡せば、適当に計って値段いってくれます。慣れないと聞き取りにくいので、「Sorry, how much ? 」って聞いちゃいましょう。 店にもよりますが、ポンド売りしてる品の相場はスーパーの1/3〜1/2くらいなイメージですかね。     そしておすすめなのが、こういう売り方をしてるやつです。1$パックといって、これは1$で買えます。スーパーの相場の1/5くらいのときもあるので、我が家はこれを重宝します。日本のスーパーとくらべると本当に野菜高いですが、ファーマーズなら日本と同等か少し安いくらいですかね。   野菜以外も充実してます。写真はちょうど季節のアメリカンチェリー!!激ウマです! キノコや卵の専門店等もあっておもしろいです。基本、季節のものしかないので1年を通じて出かけると色々な移り変わりをみれておもしろいです。個人的には5月ー8月くらいがフルーツが多くておもしろいかなーという印象です。   そして驚きなのが、魚も販売してることです!(写りが悪くてすいません・・・・) 少し、衛生面がきになるのであんまり買ってないですが、カキが1個85セントはおそらくSFで最安値でしょう。さすがに生はたべてないですが、焼いたりすると本当においしいです。ちなみに、SFの北にカキがたくさんとれるところがあって、SFはカキがおいしいですよ!   以上、ファーマーズマーケットでした!観光ブックだとあまりおすすめされてないですが、個人的には超おすすめです!フェリービルディングのかシビックセンターのか、時間があえばどちらかに行ってみてください。両者ともカラーが少し違うので両方いくのも良いと思います!    

今後の10・20年の働きかた(キャリア)を考えてみる

23 Apr

今日はいつもと少し違う記事。 30歳にもなったし、今後10年・20年の働き方を考えてみようかなーと思いました。 僕は幸運にもアメリカで1年働かせてもらえることになって、日本・アメリカ両国の経験からキャリアを考えています。まず結論から 知識も必要だがそれに加え実行力(チャレンジ)・創造力が必要。 今後、日本国内のみで働くのは構造的によくない。 拡大するマーケットに身を置くべき(引き続きIT) 常に自分の能力に投資しつづける この4点だと思います。 1点目「知識も必要だがそれに加え実行力(チャレンジ)・創造力が必要」 いうまでもないですが、勉強するだけではもうダメな時代にきています。なので、資格とか英語勉強とかそんなこといってたらダメだと思います。僕の頭によくうかびあがってくるのが、誰がいった言葉がわすれましたが「いつまで勉強を続けるんだ?」です。まぁ、どんなに天才でも机の前で勉強したって何も生み出されないですよって話です。 ただ、知識を軽んじてるわけではないです、知識がないと実行する際に素早く正しい判断が下せないので知識がなく実行力だけなのも空回りします。 僕はこの1点目がかなり欠けてるので今後も気をつけることとします。 2点目「今後、日本国内のみで働くのは構造的によくない。」 今はまだ現実として実感がないかもしれないですが、このまま日本で働き続けるのは1億全貧困化になりそうです。理由は至ってシンプルです。悲観的観測ではなく、日本で働き続けるのはまずいと思います。 日本のマーケットは横ばいか減少。社会保障への不安があるので、個人消費が増えず、マーケットが拡大するのはあり得ない。日本以外のマーケットは拡大し続ける。 マーケットサイズは変わらないが、生産人口が減り生産人口の負担が急増。(すでに起きてる) マーケットサイズは変わらないが、欧米企業が日本のマーケットに食い込んでいる(Amazon,Google,Apple,Samsun,LG) 少子高齢化・財政赤字等で生産人口にはさらに厳しい社会の到来。(増税・年金負担増) いままでの20年であらゆる指標が悪化したので、今後20年も悪化する可能性が高い。 いきなり日本人がグローバルのマーケットで戦うのは不可能。必要に迫られた時はすでに敗北です。今のうちにグローバルで戦う準備が必要です。 なので、日本から飛び出す必要を強く感じてます。いま僕は30歳だが、30歳ともなると家庭も持ち始めるし、頭も固くなってくるのでアメリカへの適応が結構きついです。正直若ければ若い程いいし、35歳くらいがグローバルへチャレンジする限界だと思います。 3点目「拡大するマーケットに身を置くべき(引き続きIT)」 いまだにメーカーとかマスコミとかの人気が高くて個人的には信じられないのですが・・・拡大するマーケットに飛び込むのは基本中の基本の戦略だと思います。基本的にはIT関連だと思います。それ以外のマーケットは消費者の減少かITによってマーケットそのものが消滅する可能性があります。 今後、10年縮小・消滅するマーケットで働き続けて、気づいたときには横のマーケットには移れないでしょう。十分に気をつける必要があります。 4点目「常に自分の能力に投資しつづける」 仕事でもプライベートでも自分の時間・金をどれだけ自分に投資するか? 能力は常に磨き続けないとだめなようです。時代のスピードが早いので知識・能力の陳腐化のスピードがかなり早いです。僕も5年前までガラケーの開発に長けたエンジニアだったのですが、もはやこの能力は1円の価値にもなりません。10年後・20年後、あなたの能力に価値がなくなった瞬間、能力がないのであれば若者が積極的に採用されるでしょう。 以上4点でした。 僕は1〜4を組み合わせた仕事・チャレンジを今しているつもりです。 10年後・20年後の世の中は誰にも想像はできませんが、確実に言えることは現在大丈夫だろうっておもっていることは結構簡単に崩壊するので、それを避けて未来を見据えていきていく必要があります。

サンフランシスコ(カリフォルニア)のDMV免許取得について

22 Apr

今日はサンフランシスコ(カリフォルニア)における免許取得についての記事 カリフォニアの免許取得は非常に簡単だ。流れは以下の通りである DMVのサイトで筆記の予約をする 筆記試験を受け仮免を発行してもらう DMVのサイトで実技の予約をする 実技を受け免許を発行してもらう。 テスト終了後1−2週間で免許発送 この5プロセスだけである。DMVってなんぞやって話ですが、DMVは免許センターみたいなところで、車に関わる一切の手続きはここで行われる。予約がなくても当日の受付があるみたいだが何時間も待たされるケースもあるので予約していくのをお勧めする。 ちなみに、カリフォルニアでは国際免許は基本役に立たないので期待しない方がいい。一応、10日間以内の旅行者であれば国際免許でも大丈夫らしいのだが、現場のポリスとかが国際免許なんて全く知らない可能性も高いので国際免許での運転はおすすめしない。あれは、カリフォルニアでは日本免許証の英訳くらいの効果しかない。 1:DMVのサイトで筆記の予約をする DMVのサイトへいって、筆記の予約をする注意点は二つ ①:Field Office Vist Appoitmentを選ぶ ②:予約は2週間〜4週間くらい先まで取れないので早めに抑える!“behind-the-wheel driving test”は実技試験なので注意すること。 2:筆記試験を受け仮免を発行してもらう まず筆記試験を受けるのだが、これは非常に簡単だ。一応、DMVが発行している教科書みたいのがあるのだが、日本の知識プラスアルファですぐ受かるはず。Youtubeで「calfonia dmv 2015」とかで検索すると過去問が大量にでてくるので基本それを勉強すれば同じものがでてくる(笑) 日本と大きく違う点(よく勉強しておく点)は 制限速度の違い 赤信号でも曲がれる 踏切は止まらない 坂道の駐車の仕方 こんな感じだったと思います。特に住宅街やスクールゾーン等の制限速度は細かくでた気がする。 必要なものは、ビザ・住所・パスポート・カリフォルニア以外の免許があれば持参とかそんな感じだった気がする。原則、パスポートに記載された在留期限までしか免許は与えられない。SSNを持ってる人(SSNを発行できるビザの人)はSSNも必要である。 3:DMVのサイトで実技の予約をする 筆記をパスし仮免が発行されたら、DMVのサイトへいって実技の予約をする。実技の予約をする注意点は二つ ①:behind-the-wheel driving testを選ぶ ②:予約は2週間〜4週間くらい先まで取れないので早めに抑える!なお、DMVによって難易度が違うという噂だが、確かにサンフランシスコのDMVは市内を走るため難易度が高く合格率が低いらしい。Daily CIty , San Mateo , … Read More »

二重国籍の日本のパスポート更新(申請)について

22 Apr

一般的な二重国籍の記事はコチラから。 アメリカパスポート更新はコチラから。 今日は二重国籍の気になる話題「パスポート更新」について。 先日僕の友人のA さんがパスポートの更新を終えてきたというのでその体験談に基づいてます!(笑) さて、まず法的解釈ですが弁護士さんに相談したところ以下のサイトを勧められました。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11108981106 確かによくまとまってますし、一旦これを法的解釈としておきます。 重要な点としては、 出生で付与された二重国籍に関しては已然グレーですが問題ないです。 出生後、自らの意思で外国籍を取得した二重国籍は外国籍を取得した時点で日本国籍離脱と見なされます。 今回は1の話ですが、2にあたる方はそのままパスポートを使うと旅券法違反とかになりかねないので、国籍離脱など正式に手続きを進める方がよいかと思います。マイナーなケースになりますが、血統主義における国の父(母)と日本人の母(父)の間の子で、日本ではない国の方に出生届けを出した場合2になるケースなどもあるみたいです。この場合は、自ら届け出て国籍を取得するとみなされるケースがあるみたいです。アメリカみたいに、その地で生まれただけで勝手に国籍が付与されるような状況において日本は二重国籍を黙認していると認識するのが良さそうです。 友人Aさんのケースですが、サンフランシスコ領事館でパスポートを更新してちゃんと更新されたみたいです。ドキドキして、パスポート申請用紙を出すも「在留資格は何ですか?」と聞かれ「米国籍なのでパスポートもってます」と答えたら、パスポートのコピーだけ取られて何事もなくパスポート更新が終わりました。 あくまでも感想ですが、さすがアメリカの領事館のだけあって、二重国籍には慣れているような対応でしたね。日本のパスポートセンターでの更新は知りませんが、アメリカの領事館・大使館では基本問題ないと思います。パスポート更新の際に注意すべき点は 必ず真実を述べる 外国籍取得日は必ず出生日と一緒にする(違う場合は、出生後とみなされます) 毅然とした態度で申請(自分の権利をちゃんと主張するスタンス) の3点です。22歳を超えた二重国籍のみなさん、とりあえずほとんどの人がパスポート更新は無事できてるようなので、ちゃんと自分の置かれた権利や状況等を把握してパスポート更新に望んでください。 最後にいろんなサイトでしらべようが、最終的には自己責任なので、ちゃんとした情報が欲しいという方は弁護士に相談することをお勧めします。30分5千円くらいから相談にのってくれるらしいので、自分の国籍のこと考えたら安いと思います。 ↓このサイトで探せます↓ http://www.bengo4.com/